チーズや牛乳、生クリームといった乳製品やベーコンを使わなくてもおいしいカルボナーラが出来ました!
フライパンでパスタを茹でるので、後片付けも楽々です!
材料(1人分)
水 | 400ml |
塩 | 小さじ1/4 |
にんにくすりおろし | チューブ2㎝分 |
全卵(Mサイズ) | 1個 |
コンソメ顆粒 | 小さじ1/2 |
パスタ(8分茹で) | 100g |
黒コショウ | 適量 |
マヨネーズ | 小さじ1 |
作り方
1下準備をする
フライパンに水400mlを沸かす。卵を取り出し、室温に戻しておく。
2パスタを茹でる
フライパンのお湯が沸騰したら塩小さじ1/2を加え、パスタを半分に折って入れる。ぶくぶくと気泡が出るくらいの中強火にし、規定の時間茹でる(残り1分になった時点で4へ
↓火加減はこれくらいです↓
3カルボナーラソースを作る
軽量カップやボウルに卵、にんにくのすりおろし、コンソメ顆粒、マヨネーズを混ぜ合わせておく。(卵白はしっかり切って)
4(茹で上がり1分前)パスタの湯で加減を確認する
フライパン内の水分量に合わせて火加減を調節する。
この時点で気泡が激しくぼこぼこしていて、フライパンを傾けて水分が少し残っているくらいが理想。
【汁気が多い場合】火加減を強める
【汁気が少ない場合】火加減を弱める
汁気がまったくなくて、フライパンにパスタがくっついている場合は、ごく少量の水を足します。
5仕上げをする
茹で終わったら汁気は切らず、パスタをトングで10秒~20秒ほど持ち上げて空気に晒して冷ます。
カルボナーラソースをパスタに絡めたら、皿に盛り付けて黒コショウをたっぷり振って出来上がり。
このレシピが完成する前のことでした。
ふとカルボナーラを食べたくなって、作ったんです。食べ終わった後にカルボナーラに肝心なベーコンをすっかり忘れていたことに気づきました。
そしてベーコンがなくても十分においしいカルボナーラを作れることがわかったのです。
「なんならベーコンだけじゃなくチーズすら使わなくたっておいしいカルボナーラが作れるんじゃないか?」
と悪知恵が働きました。
このブログを見てくれている人達だって、なるべく簡単に安くしかもおいしいカルボナーラが食べたいはず!
突飛な調味料は使わず、出来るだけ家にあるもので作れるように工夫しました。
ベーコンとチーズを使わない代わりに
ベーコンやチーズを使わず、いかにカルボナーラ特有の濃厚感を追及するか。
どんな調味料を使うかに迷いました。
何度か試してみていいなと思ったのが「マヨネーズ」と「コンソメ顆粒」と「にんにく」でした。
マヨネーズとにんにくを合わると、コクと酸味が出るのでおいしくなります。
ベーコンの塩気や味の深みを出すのにはコンソメ顆粒で代用しました。
コンソメ顆粒は持っていない人がいるかもしれませんね。
この際だから買っちゃいましょう!
料理の幅が広がりますよ(笑)
フライパン調理にこだわりました
なるべく調理を楽にしたくてフライパンで調理を完結できるように考えました。
でもこれにはいくつか問題がありました。
カルボナーラソースが固まってしまう
一つは茹でたパスタにカルボナーラソースを混ぜる時に、そのままフライパンにソースをいれると熱で卵液が固まってしまうことでした。
味にはまったく影響ないのですが、見た目や食感が少し損なわれてしまいます。
だって今までガンガンに火を通していたフライパンですものね(笑)
なので、茹で終わったパスタを持ち上げて少し冷ますようにしました。
こうすることで、卵液が固まりにくくとろりとしたソースになります。
パスタの湯で加減が難しい
問題のもう一つはパスタを茹でる時の火加減や水の量が難しいこと。
以前からフライパンで作るパスタ料理を考案してきましたが、やはりこの火加減や水の量が難しいんです
ベストは茹で上がりと同時に水分がほぼなくなっていることなんですが、時々芯が残っていたり、水分が残りすぎてしまうことがあるんですよね
こればかりはまだまだ研究の余地があります。
けれど、フライパンで少ないお湯でパスタを茹でるのにはメリットがあるんです。
残った汁にはパスタのデンプンがたくさん溶け出て、カルボナーラソースにとろみをつけてくれるんです。
あとなんといっても調理が楽!
大量のお湯を沸かさなくていいし、ガス代ももったいない!
個のフライパンでパスタを茹でるのはすごく効率がいいと思いませんか?
※ちなみにフライパンはそこそこ高さのあるものを使ってくださいね。
そもそもカルボナーラといえるのか?
こうしてベーコンや生クリーム、チーズを使わないカルボナーラのレシピが誕生しました。
本場イタリアでは生クリームや牛乳は使いませんし、粉チーズではなく別なチーズだし、ベーコンはパンチェッタという塩気の強い肉なのです。
日本で普通に食べられるカルボナーラよりも、もっと濃厚なのが本場のイタリアのカルボナーラなのです。
でもこのレシピは、カルボナーラなのにチーズやパンチェッタ、ベーコンすらありません。
かなりあっさりだと思います。
ケーキやプリンよりもゼリーやヨーグルトのような淡い味が好きになっている私にとっては、これくらいの薄味のほうが最後までおいしくいただけます。
しかも、ベーコンや生クリームやチーズのような味の濃すぎるものを使わないので、卵本来のおいしさがわかりやすいというメリットがあるんですよ。
おいしそうです!!
返信削除作ってみたいです!
より少ない材料、しかも身近なものでおいしい料理ができるのは幸せですよね。