安いバナメイエビのガーリックシュリンプ。
唐辛子のピリッとした辛さがエビ本来の甘味を存分に引き出し、病みつきになる味です。
エビの殻ごとおいしく食べられます。
バナメイエビとは
バナメイエビは他のエビよりもずっと安いです。近所のスーパーでは1尾10円で売られていることも。
安いからといって、不味いというわけではありません。
同じサイズの芝エビと比べると多少大味にはなりますがエビのうまみは十分に感じられます。
なぜ他のエビと大差のない味なのにこれだけ安いのかというと病気に強く、密度が濃い空間(水中)でも育つから。
丈夫なエビなので大量に養殖が出来るということ。東南アジアを中心に養殖が盛んだそうですよ。
美味しくて安いバナメイエビはまさしく家庭の救世主ですね!
エビを殻ごと食べる
バナメイエビなどは殻が剥いてある状態で売られていることもありますが、実はエビの殻は食べられます。
桜海老も殻ごと食べていますよね?
ただしエビの殻には汚れが付着しているのでしっかり洗いましょう。
洗い方は、エビの下処理の仕方で確認してくださいね。
そもそも剥いてしまえば簡単なのに、わざわざしっかり洗って殻ごと食べるには理由があるのです。
それはエビの殻にはからだに嬉しい3つの栄養素があるから。
- カルシウム
- キチン質
- アスタキサンチン
それぞれの栄養素について深掘りしてみましょう。
カルシウム
カルシウムは皆さんご存知かと思います。牛乳にも含まれていて、骨を作るのに必要ですよね。骨粗しょう症の予防になります。
キチン質
聞いたことはあるけれど、どんなものかわからないのがキチン質。
キチン質はカニやエビの殻に含まれていて、動物性の食物繊維の一種です。
体内で消化吸収されずに、悪玉コレステロールを排出します。
また血圧を下げたり、がんや糖尿病の予防にも効果があるそうです。
アスタキサンチン
最後はアスタキサンチン。これも何となく聞いたことがあるような。覚えるのが難しい名前です。
アスタキサンチンはエビの殻やイクラなどにに多く含まれている栄養素。
エビの身を焼くと赤くなりますが、あの成分(色素)がアスタキサンチンです。
アスタキサンチンには抗酸化作用があり、動脈硬化やアンチエイジングの効果があります。眼精疲労にもいいそうです。
エビの殻の活用法
上述の通り、エビの殻にはからだに嬉しい栄養素があります。
食べなきゃもったいない!のですが、どうしても嫌だという人もいますよね。
そんな時は、エビの殻を砕いてビスクにしたり、だし汁として取る方法もあります。
是非捨てずに最後まで活用してほしいです。
材料(2人分)
バナメイエビ(殻付き) | 10~12匹 |
☆醤油 | 小さじ2 |
☆みりん | 大さじ1 |
☆料理酒 | 大さじ1 |
☆にんにくすりおろし | ひとかけ |
☆生姜すりおろし | ひとかけ |
☆一味唐辛子 | 小さじ1 |
☆粗挽き胡椒 | 10振り |
サラダ油 | 大さじ1 |
作り方
1エビの下処理をする
エビの下処理の仕方は下の画像をクリックして参考にしてください。 エビの下処理の仕方2下味を付ける
ビニール袋に下処理したエビと☆を入れて口をしっかり縛り、軽く振って冷蔵庫で一晩置く。
3エビを焼く
フライパンにサラダ油を引き、2のエビを水気を切って入れる。中弱火にかけ、時間をかけて両面をカリッと焼いて出来上がり。焦げ目が出来るくらいが美味しい。
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