鶏肉といったらモモ肉かムネ肉が人気。ささみはちょっと影が薄いですよね。
ささみは火を通し過ぎるとパサパサになるし、淡白な味だからちょっと人気が足りないのかしら。
でもささみって低脂肪かつ高タンパク質でダイエット向き。別にダイエットしてないよっていう人でも食べなきゃ損ですよ。
今日はささみという食材にスポットライトを当て、チェルケズタブウという料理を紹介します。
ちょっとしたコツでモモ肉やムネ肉にも負けないほどプリプリでジューシー。ささみの価値観が変わります!!
チェルケズタブウとは
茹でた鶏肉を裂いて砕いたクルミなどを和えたトルコの伝統料理です。
レバーペーストのような料理といえばわかりやすいでしょうか?
しっとりしたディップソースでクルミの香ばしさがすばらしく、とてもおいしいです。
このチェルケズタブウはパンに塗って食べます。ご飯にのっけてるのももちろんオススメ!
ささみをおいしくさせるには
本来、チェルケズタブウはモモ肉やムネ肉で作ります。
ムネ肉で作ったことがありますが皮がもにょもにょとして私はあまり好きではありませんでした。
そこでささみで作ってみることに。(皮を取り外せばいいのだけれど、残った皮で別なものを作るのが面倒だった)これが大成功!
淡白なささみをジューシーに仕上げるコツを紹介しますね!
ささみの火の通し方を考える
ささみは茹でてしまうとうまみがどんどん水の中に溶けて、よりあっさりになってしまいます。しかもパサパサにも。
そこでレンジで蒸してうまみを逃さない工夫をしました。
まず、ささみを砂糖と料理酒と片栗粉に漬け込みます。(砂糖と片栗粉は食材の水分を逃さない性質が。料理酒は臭み取り用です。)
そしてレンジにかけるわけですが、その前にささみの下にきのこを敷きます。
ささみから出たわずかなうまみをきのこがしっかりと吸って、きのこの香りも加わって相乗効果が生まれます。
加熱は最小限に。まだ真ん中に火が通っていなくても余熱で十分中まで火が通るので安心してくださいね。
材料(作りやすい分量)
鶏胸肉 | 1枚 |
舞茸 | 50g |
料理酒 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
片栗粉 | 小さじ1 |
クルミ | 40g |
玉ねぎ | 1/4個 |
にんにく | 1かけ |
オリーブオイル | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ1 |
レモン汁 | 少量 |
塩 | 小さじ1/2 |
パプリカパウダー | 小さじ1/2 |
作り方
1ささみを蒸す
耐熱ボウルにささみ・料理酒・ささみ・片栗粉を揉みこみ、常温で30分置く。舞茸を裂いてささみのの下に敷く。ラップをして500wのレンジで2分加熱し、裏返して1分加熱する。荒熱が取れるまでラップをかけたままにしておく。
2クルミをレンジで炒る
クルミを重ならないように平皿に並べる。500wのレンジで1分半加熱し、取り出して混ぜる。これをさらに2回繰り返す。
3食材を和える
蒸したささみ・舞茸・玉ねぎ・にんにくを細かく刻む。クルミはすり鉢で粗く砕く。すべての材料を混ぜ合わせて出来上がり。
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