中東のパイ菓子「ラフルドミルクパイ」を作ってみました。
カスタード風味ですごく美味。実はこれ、ライスペーパーなんです(笑)
ライスペーパーってあの、生春巻きの皮の!
ライスペーパーでラフルドミルクパイの材料(4個分)
ライスペーパー | 8枚 |
全卵 | 1個 |
上白糖 | 大さじ1と1/2 |
バター | 大さじ1 |
ライスペーパーでラフルドミルクパイの作り方
1溶かしバターを作る
バター大さじ1を耐熱容器に入れて、500wのレンジで1分半加熱する。
2カスタード液を作る
平たい皿かバットに卵と砂糖を混ぜ合わせる。
3ライスペーパーを戻す
ライスペーパーを1枚取り出し、カスタード液に両面しっかりと浸す。手で持ち上げて余分なカスタード液を落とす。まな板の上に乗せて、溶かしバターを片面分塗り、柔らかくなるまで待つ。
4ライスペーパーをバラの形にする
戻したライスペーパーを、ひだを作るように両端から手繰り寄せ、高さ4㎝ほどの棒状にする。端からくるくると丸めて、マフィン型の中央に立てる。もう1枚のライスペーパーを3と同じ要領で戻し、高さ3cmの棒状に手繰り寄せる。これを先ほどのライスペーパーの外側に巻き付けて、バラの形のように整える。
※残りも同様にライスペーパーで合計4つ分のバラを作る
5焼く
オーブンを200度に余熱し、4のライスペーパーのバラをマフィン型ごと10~13分焼く。表面に焦げ目が付き始めたら焼き上がり。好みで粉糖やシナモンパウダーを振って召し上がれ。
ラフルドミルクパイとはフィロという中東の薄いパイ生地をみてもらいたくなって使ったお菓子のこと。
直径30cmの大きな型に、フィロを何枚も立てて敷き詰めるんです。それをオーブンで焼くと、大きな薔薇のような見た目のお菓子、ラフルドミルクパイの完成です。
(フィロを素焼きした後にシナモンをかけたり、カスタード液を流し込んでまた焼いたりしてました。)
このラフルドミルクパイというお菓子は海外の料理番組で紹介されてたもので、初めて見たときは「綺麗だしインパクトもあってすごい」と感じました。
ただ、これを作るとなると厄介なのがフィロをどう調達するか。売ってるとこを見たことないし、検索したら作れるらしいですが手間がかかるので。
そこでフィロの代わりとしてライスペーパーを使ってみたんです。それが先程紹介したレシピです。
本家のものはどーんと大きな型で作りますが、それはちょっと無理があるというか。海外サイズでデフ一直線!
なのでライスペーパー2枚で1つ分のお菓子を作ることにしました。直径4cmでこれなら手に乗ります。
ライスペーパーをそのまま焼くとびっくりするぐらい美味しくありません。そこでカスタード液に浸して、溶かしバターを塗って少しでも香ばしいパイ生地に近づけるよう工夫をしました。
生春巻きを作る時のようにちょっと固めに戻した状態で、ひだを作ろうとしてもうまくできません。びにょんびにょんに柔らかく戻すのがコツです。
あとはマフィンカップにライスペーパーをくしゅくしゅと丸めて敷き詰めて薔薇の形に。たまにいびつな形になりますが、うまく出来たら嬉しいんですよ。
こうして焼くこと10分ちょいで完成。
2枚のライスペーパーはしっかり焼き固まって、食べるとカリカリ、中はモッチリ。
このパイからカスタードとバターのいい香りがしますよ。
もちろん香りだけじゃなく食べてもおいしい!ただのライスペーパーがここまでパイ生地に近づくとは
知人に味見してもらったら高評価
本物のラフルドミルクパイを食べたことがないので何とも言えないですが、ライスペーパーで作るライスペーパーはかなりおいしいですよ。
イメージ的にはカリカリのフレンチクルーラーに近いです。
パクチーブームでエスニック料理かま今まで以上に身近になりましたよね。
生春巻きはエスニック料理の定番ですが、使いきれずに困っている方も多いんじゃないでしょうか。
余っているライスペーパーがあれば、卵と砂糖とバターだけで作れてしまうのでぜひお試しあれ。
春巻きの皮で代用すればよかったのでは?
返信削除ちょっと厚みは違いますが、春巻きの皮は小麦粉ですので、まーまーパートフィロに近い出来上がりになります。
私は春巻きの皮でスパナコピタとか作りますよ。
たしかに、小麦粉が原料ですしね!
削除麺棒でもう少し薄く伸ばし(できるかな)たら、さらに近くなるかもと思いました!