レアチーズケーキに奇跡も、魔法も、あるんだよ。でもチーズはないね。

一人の貧乏おデブ主婦は祈った。「簡単で安くてヘルシーなレアチーズケーキが食べたい」と。

「レアチーズケーキは難易度が低くて簡単です。」とよく言われますが、失敗するときは失敗するんです！しかも型からうまく外れなくて崩しちゃったり、クリームチーズは値段もカロリーも高くて心配だったり！

そんな倹約＆ダイエットに励む一人の主婦起こした奇跡、簡単ヘルシーなレアチーズケーキ作りの物語（レシピ）、どうぞご覧ください。

ポイント1、底部分は厚めの生地とクッキングペーパーで

レアチーズケーキ作りで一番の悩みは、「底をどうやって外すか」だと思います。せーっかくいい感じに出来たのに、最後の最後で底の生地が割れたりしてしまったら悲しいですよね。

私もこれで失敗しました。底生地を型に敷き詰めたら冷やさずに、上層部の生地を流し込んだんですよ。そうしたら上層部の水分を底生地が吸っちゃったらしく、どろどろになって。割れる以前の問題ですよね。

だとしたら頑丈な底生地を作ればいいのです。生地の厚さも通常より厚めにして、冷蔵庫でしっかりと冷やす。こうすると、油分が固まってガチガチのプレートみたいになります。

さらに型の底にクッキングペーパーを敷いておけばさらにGOOD！底生地とクッキングペーパーの間に軽く爪を引っ掛けるだけで簡単に取れちゃいます。一手間加えるだけで外れやすさが格段に上がるのでおすすめですよ。

ポイント2、クリームチーズと生クリームは使わない

私ね、レアチーズケーキってあまり作ったことがなかったんです。なぜかというと、クリームチーズが高すぎて買う気が失せるから。おまけにカロリーも高くて。作って罪悪感、食べても罪悪感。これならお店で一切れだけ買って食べたほうが安くていいよね。

だから値段もカロリーも高いクリームチーズを使うのはやめました。ついでに生クリームも(笑) その代わりに、水切りヨーグルトと豆腐クリームで代用します。まぁここまでは普通なんですが、そこに、練り酒粕も加えます。この練り酒粕が芳醇な香りで、クリームチーズの入ったまろやかなレアチーズケーキの味にぐっと近づけてくれるんですよ。（固形の酒粕もあるんですけれど、生地への混ぜやすさを考慮して、練り酒粕がいいと思います。）

練り酒粕はお料理に少し加えてもおいしいし、タッパーに保存して冷蔵庫にいれて置けば半年くらい使えます。

簡単で安くておいしい！奇跡も、魔法も、あるんだよ！

たった二つのポイントですが、それだけで簡単にレアチーズケーキが作れるようになります。

材料には一切チーズと名のつくものは入ってませんが、まさしくレアチーズ。これは作ってみてからのお楽しみですね！

レアチーズケーキの材料(15cm丸型で底が外れるタイプ1台分)

ビスケット	100g
マーガリン	50g
無糖ヨーグルト	400g
木綿豆腐	1丁(300g)
上白糖	60g
ゼラチン	5g
水	20ml
練酒粕	小さじ2
レモン汁	大さじ2

レアチーズケーキの作り方

1前日の夜に下準備をする

まずは水抜きヨーグルトを作る。ザルにキッチンペーパーを敷き、その上にヨーグルトを乗せる。受け皿としてザルよりも直径の小さいボールを使用し、ラップをして冷蔵庫へ。
次に底部分の生地を作る。ビスケットを厚手のビニール袋にいれ、麺棒で叩いて粉々にする。マーガリンを500wのレンジで30秒ほどかけて溶かし、ビニール袋にいれて手でよく揉む。丸型の底にクッキングペーパーをやや大きめに敷き、生地を手で押しつける。ラップをして冷蔵庫へ。