自家採種ミニトマトの種まき

去年ホームセンターで買ったミニトマト。
種を採って、来年の春に撒こうと思ってて。やっと暖かくなってきたからやってみます。

まずは実から種を取り出します。
これは完熟させ、ずっとこの日まで放置してたやつ(笑)

皮パリッパリ。
ちょっと触っただけで破れちゃった。種入ってる!

産毛?が生えててかわいい。

試しにピンセットでつんつんしてみると砕けてしまった。
中身スカスカやん。

自家採種される方は、このつんつん確認おすすめよ~
完熟させた実4個から、砕けなかった種を21粒も収穫できました。

ミニトマトのベッド、撒き床を作ります。
今回は7.5㎝ビニールポットを使用。
種まき用の土もあるんだけど、園芸用培養土でも全然平気よ。ただし大きすぎる塊りがあったら除いたほうがいいわね。

軽く手で押し固めてあげると根が張りやすくなります。

種を撒く前に水をかけて濡らしておくのがポイント。
3粒ずつ点撒きに。うっすらと土をかけて。また軽く手で押さえて種と土を密着させたら霧吹きで優しく濡らします。
後はこまめに水やりをして、発芽するまで待つのみよ。

自家採種するには固定種(在来種)と呼ばれる品種から種を採りましょう。
F1種(交配種)というものが出回っているの。
このF1種が何なのか簡単に説明すると、品種Aと品種Bを掛け合わせて品種CというF1種が誕生します。
そうすると品種Aと品種Bのいいところが品種Cに遺伝されるの。だけど品種Cから出来る種には同じ性質のものが受け継がれなくてバラバラになっちゃうの。

一方で固定種は、種を採って撒いても同じ性質の子供ができるのよ。 おまけに何度も自家採種を繰り返していくと、その土地にあった遺伝子に変化していくの。これってすごくない?

苗や種を買う前に、少しだけ意識してみてほしいと思います。

今日撒いたミニトマトの種は、「レジナ」という品種。支柱が不要なほど背丈の低い固定種なんです。
うまく発芽してくれるといいなぁ。

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