マリネ液に甘酒を使った、甘めでおいしいささみのマリネです。甘酒をマリネ液にするととっても便利なんですよ。
甘酒のささみマリネの材料(3~4人分)
ささみ | 4本 |
長ねぎ(白い部分) | 1本 |
ミニトマト | 7個 |
甘酒 | 100ml |
鶏ガラ顆粒 | 小さじ1 |
料理酒 | 大さじ2 |
甘酒のささみマリネの作り方
1ささみに火を通す
フライパンにささみを重ならないように置き、料理酒を注いで中弱火にかける。ささみの外側が白くなったら、裏返して蓋をし2分蒸し焼きにして火を止める。
2下処理をする
ささみは粗熱を取って手で細かく裂く。長ねぎは輪切りにし、ミニトマトは半分に切る。
3マリネ液を作る
鶏ガラ顆粒を甘酒に溶けるまで混ぜる。
3材料をマリネする
ささみ、長ねぎ、ミニトマトにマリネ液を注ぎ、冷蔵庫の中で3時間漬ける。
甘酒をベースに、鶏ガラ出汁と黒コショウを効かせたマリネを作りました。
これはかなり自信作(笑)
まずはじめに、マリネ液の基本について簡単におさらいしましょう!マリネ液はサラダ油やオリーブオイルなどの油分と、お酢をよーく混ぜて作ります。そうすると油分と水分が混じりあってとろみがつくんです。これを乳化といいます。
この乳化という現象が極めて重要で、乳化によってとろみのついたマリネ液が食材に味を馴染ませやすくしてくれるのです。
これがおいしいマリネの基本テクニックです。
ところで。油分と水分を混ぜて乳化させるのって結構大変で、泡だて器で根気よく混ぜなくてはいけません。
でも甘酒を使うととっても簡単なんです。だって・・・すでにとろとろした液体じゃないですか!?つまりは甘酒をマリネ液にしちゃえば乳化は不要っていうこと!!
甘酒のとろみと、ほのかな甘さ、お米のふわっとした香りがプラスされて簡単でおいしいマリネになるのです。うれしいことに甘酒のカロリーはサラダ油より低くてダイエットにもオススメなんですよ。
しかも、一般的な油分とお酢で作るマリネ液って、それらの割合ってものがあるんですが、甘酒ならそんなの気にしなくてよくなるんです。だから、ちょっとマリネ液が足りなかった・・・っていう時には、甘酒を注ぐだけでOK!かなりありがたいですね(笑)
今回ご紹介する甘酒のマリネで使う食材は、冷蔵庫で余っていたささみにしました。日本酒で蒸し焼きにしました。。火を入れすぎないようにして余熱で火を通すと柔らかな食感でしっとりふっくらするんですよ。
あとは手で割いて、ねぎとミニトマトとチーズも入れました。あっさりとした癖のない食材だから、甘酒の風味を壊すことなく全体的に調和のとれたマリネですよ。
お酢を使ったマリネだと、酸っぱくて苦手という人もいますよね。今日紹介した甘酒を使ったマリネならば、ほんのり甘くてマイルドで、万人受けすると思います。
その代わり長期保存が出来ません(ごめんなさい!!)。お酢を使っていないから、殺菌効果がないからです。
甘酒のマリネの場合は、冷蔵庫で3日ぐらいを目安に食べきるようにしてください。
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