味付けをまったくしないトマトソースです。
手を抜いているというわけではありません。
なぜ味付けをしなかったのかというと、作る料理やその時の体調に合わせて味を変えたい、ガチガチに味を決めるソースじゃなく作る人のオリジナルの味に仕上げてほしいから。
時に成功して、時に失敗するのが料理の面白さだと思うのです。
ただ、味付けをしない代わりに色々と工夫はしてあります。
ひとつめは、手作りのトマトソースにありがちな強い酸味を抑えること。
トマトだけを強火で加熱することで、酸味がかなり和らぐようです。
ふたつめは、そのままで使えるソースではなく、お出汁として昇華させること。
うまみ成分イノシン酸の豊富なかつおぶしを加えて、トマトのグルタミン酸との相乗効果でお出汁になるようにしました。
みっつめは、とにかく作りやすいこと。
味付けをしないし、玉ねぎも使いません(本場イタリアではトマトソースに玉ねぎは入らないそうですよ!)
手作りのトマトソースでシンプルなパスタなどを作りましたがおいしく出来上がりました。
トマトソースを自作できるようになると料理の幅が広がります。
材料(作りやすい分量)
トマト缶(カット) | 1缶(400g) |
水 | 200ml |
かつおぶし | 10g |
オリーブオイル | 大さじ2 |
作り方
1トマトの酸味を飛ばす鉄製のフライパンを余熱し、オリーブオイルを引く。トマト缶の中身を加え、果肉をつぶしながら強火で5分ほど汁気がなくなるまで煮る。
2仕上げる
フライパンに水とかつおぶしを加え、弱火にして10分煮たら出来上がり。
評価
カンタン度★★★★★
オイシイ度
★★★★★
オススメ度
★★★★★ 関連タグ
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